ジメジメ結露を抑える効果
ガイナを塗布することにより、結露を抑える効果があります。
結露は生活の様々な場所で発生します。
見た目にもあまりいいものではないうえに、カビの発生の原因となったり建物の傷みを促進するなど、建物にとって危険な要素となります。
住宅の気密化にともなって、結露の発生が増えて問題視されるようになりました。結露の発生を防ぐことは、建物のメンテナンスの際に、配慮されるべき事項となっています。
結露のできる仕組み
結露の原因は熱の移動にあります。結露の元となるのは空気中にある水分です。
水分は、熱エネルギーを持って温度の高いところから低いところへ移動して行きます。
天井や壁面、エアコンの吹き出し口などの温度の低い場所へ到達すると熱エネルギーは逃げていきますが、水分はその表面に残り、結露となります。
ガイナを塗布すると
ガイナの塗布でできる塗膜は周囲の温度に自らを合わせる性質を持っているので、室温に近づきます。
そのため塗膜と室温の差が少なくなり、熱の移動も少なくなります。
そのような理由でガイナを塗布すると、結露の発生も抑えられるのです。
約20%、結露の発生量が少なくなると言われています。
ノン結露タイプ
ガイナの断熱効果をさらに追求したノン結露タイプは、結露対策に絶大な性能を発揮します。
キッチンやトイレ、タンスの裏、浴室まわり、押入れの中などに効果的です。
ノン結露は熱移動を抑えて水分の吸収と発散のサイクルを理想的な形にコントロールし、結露の発生を抑えます。
現状で発生している結露を、約1/500から1/600に抑える能力を持っている商品です。
ノン結露を塗装すると、結露の発生を抑えると共にカビの発生も少なくします。塗膜という薄い部分で結露の発生を抑えます。
プラスチック製のカップに氷水を入れて、
カップの表面の結露の発生具合を比較する実験
【実験開始直後】
【実験開始160分後】
▲左から、「一般的結露防止塗布塗料」、「ガイナノン結露タイプを塗布」、「無塗布」
室温25℃、湿度80%、水温3℃ にて
この実験では、160分後もノン結露塗布カップからは、結露は一切発生しませんでした。
一般結露防止塗料を塗布したカップからは、約30分で結露が発生し、その後結露が流れ続けました。
無塗布のカップは約5分で結露が発生しました。
ガイナノン結露タイプは、下地処理剤との組み合わせにより、鉄やコンクリート、モルタル、木、ガラスなどほとんどの材料に塗装することができます。環境に優しい水性塗料で、フォースター取得製品なので安心して使用することができます。
刷毛、ローラー、エアーコンプレッサー、エアレス塗装機、温風低圧塗装機、塗装用各種ガン(エアーガン、エアレスガン )など、様々な工具を利用して塗布することができます。